走れ未来へ 貴志川線 〜貴志川線の存続を祝う集い〜
2005年10月16日(日) 13:00〜16:00
貴志川町 かがやきホール
参加者数 700名
後援 和歌山県、和歌山市、貴志川町
1. 代表挨拶
まず岡山電軌 小嶋社長にお礼を申し上げた。
地球環境、特にCO2の増加の問題に触れ、この鉄道を10年後も残すことが必要であり、 これからの‘つくる会’の活動は利用促進とこの鉄道を育てていくことであると述べた。
2. 中村町長からお祝いの言葉
小嶋社長とじかに会い話しをしたときに、鉄道会社の名前を決める際は、岡山電軌でありながら「わかやま電鉄」という名前にしたいと申し出てくれた。 こんなに和歌山を大切に思ってくれているということに感動した。
二階衆議院議員、石田衆議院議員を始めとするご来賓の方々
3. お祝いのビデオメッセージ紹介 NHK「ご近所の底力」堀尾アナウンサー
はじめ、 鉄道の廃止問題を番組に取り上げることになったとき、無理であると思った。
しかしこんなに短期間で存続が決まったということは、皆さんの地道な努力、最後まであきらめない闘志であると感動している。貴志川線の存続の晴れ姿を自分の目で確かめたいので、春には和歌山に足を運びたい。また他の廃線問題を抱えているところにも模範となってほしい。
4. 映像でつづる 貴志川線の未来をつくる会活動報告
廃線危機を迎えNHKの番組をきっかけに本格起動した「貴志川線の未来を"つくる"会」の活動風景を約10分のビデオにまとめた。
続いて、M口代表から会計報告があり、来年の3月まで会費は集めない。4月の段階でまた会員に更新内容の求める旨を示した。
5. 語り合おう「貴志川線の未来に向けて」
和歌山電鐵株式会社 社長 小嶋 光信 氏
「自社は社会正義 お客様第一 社員を愛す という3本柱である。」とまず会社の特色を説明した。
「21世紀は電車を大事にしなければいけない時代になる。その中でどうやれば再生ができるのか。地元に密着し、地方での鉄道の再生の実証ができれば世間のお役に立てる。」と社会奉仕的立場から意見を述べ、「10年間の延命だけでは意味がない。この10年の中でどうすればいいか住民と一緒になりながら考えてゆきたい。」と語った。
小嶋社長を囲むわかやま電鉄社員の皆さん
両備グループデザイン顧問 水戸岡 鋭治 氏
町づくりを視野に入れた電車づくりをしたい。地域の文化、伝統、文化など踏まえながら、住民と一緒に考えたい。皆が何を望んでいるか、将来何を考えているか、どういった生活をしたいか、など話しあって、取材してそれを翻訳して、文化、経済を見込み、使い勝手のいい、やさしいつくりにしたい。
大事なことは、自分達のものは自分達で、メンテし、使うということ。 そうして日本一の心豊かなローカル線を作りたい。
また、人間は五感で感じながら物事を行うので、「乗りながら残す、使いながら残し、味わう」、そうしてこの電車をきっかけに、残ったすばらしいものをもう一度守るきっかけになれば、違った形で日本の文化遺産を守ることにもつながると思う。
このように、みんなで楽しく、次の世代のために残していきたい。
住民代表 吉中さん
Question: 岡電のHPに開かれた経営とありますが、具体的に説明してください。
わかやま電鉄 小嶋社長
Answer: (1) 大きな赤字を圧縮していく上で、経営の数字をきちんと示す。(2) 運営責任者は定期的に委員会を設け、 それぞれの発言力を持っている人にも参加を呼びかけて議論しながらやっていきたい。
学生代表 中西さん(高校生)
Question: 今の貴志川線のよさはあたたかい雰囲気があり、ねぎらいの声などもかけてくれるのでこれからもその心遣いを保ってほしいです。
わかやま電鉄 渡邉常務
Answer: 「約束します」と壇上に上がり、中西さんと握手を交わした。
学生代表 中井さん(中学生)
Question: (1) 今後運賃は上がるのですか。(2) 運行台数は減りませんか。 (3) 日前宮駅が雨もりをしています。直していただけますか。(4) 日前宮駅までの定期券の金額を、金額を変えないで和歌山駅まで乗ることはできませんか。
Answer: (1) 上がりません。今のままです。1年定期の販売を検討しいます。 (2) ダイヤは今のままです。むしろ、増やす方向で考えています。 (3) 確認します。
主婦代表 吉井さん
Question: (1) 主婦は情報をたくさん持っているので、よりいっそう地域になじむ近道です。育友会などを通じて協力できることはないですか。 (2) みんなに乗ってもらうための秘策を持っていますか。
Answer: (1) お花を植えるなどの住民の活動をしてほしい。 (2)主婦のみなさんにイベントなどの際、「核」になっていただきたい。
6. 「やったね貴志川線存続」会場から喜びの声
わいわい人形劇団
信愛女子短期大学の学生
NPO法人 ビオトープ孟子
星林高校放送部
7. 貴線祭実行委員会の皆さんによるパフォーマンス
和歌山東高校で開催されたフォーラムで学生が貴志川線利用促進のために何かイベントができないかと乗客を増やす目的で、沿線以外の高校からも参加を提案して結成されたグループが『貴線祭実行委員会』。
会議を重ねるごとに団結力強まったと裏話を披露した後、よさこいソーランの舞を披露しました。
8. 和歌山市立宮小学校の皆さんによる作文発表
昨年(2004年)向陽高校で開催したフォーラムに引き続き、今回も和歌山市立宮小学校の皆さんが『こんな貴志川線があったらいいな』をテーマに作文を読み上げ、子供らしい楽しい意見が披露されました。
車椅子の人のためにスロープをつける。
車内で本のレンタルが楽しめる。
ポイントカードがあればいいな。
広告を貼ればいい。
駅にそれぞれの地域の絵を貼る。
自転車を乗せる。
おみくじきっぷの配布。
椅子を向かえあわせにできるといいな。 など
9. SHARさんが歌う 「貴志川線の歌」 14.3k